SyntaxHighlighter

2013年1月31日木曜日

NetBeans IDEとCakePHP プログラム編(4/4)

3-3. Controllerを作成する。
 ・ナビゲータの「Controller」を右クリックして「新規」→「PHPファイル…」をクリックします。





















・ファイル名に「OrderListsController」と入力します。確認後【終了(F)】をクリックします。
 ※Contorollerのファイル名は、Viewフォルダー名称に“Contoroller”をつけたものとなります。
















・OrderListsテーブルの内容をすべて表示するプログラムを書いてみます。
 「public function index($id = null)」の「index」がViewで作成した「index.ctp」と連携しています。










4.ここまでのまとめ

4-1 CakePHPの規約

オブジェクト 種類 単数複数 拡張子
1 テーブル - アンダースコア型 複数形 - order_lists
2 Model ファイル キャメル型 単数形 php OrderList
3 View フォルダー キャメル型 複数形 - OrderLists
4 ファイル アンダースコア型 単数形 ctp index、add_order_list
5 Controller ファイル キャメル型 - php OrderListsController
6 ファンクション キャメル型 単数形 - index、AddOrderList
※Controllerのファンクション「AddOrderList」とViewのファイル「add_order_list」が対応しているのが分かりますね。

4-2 MVCの関連図

5.実行してみる
 ブラウザを起動して下記のアドレスを入力してみてください。
 データが0件なので下図のような画面が表示されます。
 http://localhost/PhpProject1/OrderLists


これで、MVCモデルは終わりです。
次回は、フォームを使ってデータの登録・編集・削除を行ってみます。





2013年1月30日水曜日

NetBeans IDEとCakePHP プログラム編(3/4)


3-2. VIEWを作成する
 Viewは、Viewフォルダー直下にファイルを置くのではなく、複数形のキャメル型表記でフォルダーを作成し、その配下にファイルを作成します。

3-2-1. フォルダーの作成 ・ナビゲータの「View」を右クリックして「新規」→「その他…」をクリックします。

・カテゴリ(C)で「その他」をクリックしてファイル・タイプ(F)から「フォルダ」を選択し「次>」をクリックします。

・ファイル名に「OrderLists」と入力します。確認後【終了(F)】をクリックします。


3-2-2. ファイルの作成
 ・VIEWのファイル名はxxxxx.ctpのように拡張子が「ctp」となります。 この仕様はCakePHP独自のものなにで、通常のEditerでは、編集できません。 まずは、この拡張子をNetBeansが認識するようにします。 

3-2-2-1 ファイルの関連付け
  (1)メニューバー「ツール(T)」から「オプション(O)」を選択します。
  (2)オプション画面の「その他(M)」から「ファイル」タブを選択します。
  (3)「ファイル拡張子(E):」の「ctp」と入力し、「関連付けられたファイル・タイプ(MINE)(T):」 は「PHPファイル(text/xx-php5)」を一覧を表示し選択します。
  (4)内容を確認し「OK」をクリックします。


3-2-2-2 Ctpファイルの選択
  ・ナビゲータの「View」から「OrderLists」を右クリックして「新規」→上から2個目の「Empty Ctp file…」をクリックします。 2個目を選択する理由は、1個目の「Empty Ctp file…」は、CakePHP1.X用と思われるためです。
3-2-2-3 関連付け後のファイルが選択できない場合
  ・もしも「Empty Ctp file」が見当たらない場合、「その他」を選択してください。 上記設定ができた場合は、3-2-2-5へ跳んでください。
3-2-2-4 ファイルタイプからの選択
 ・カテゴリ(C)で「CakePHP2 Framework」をクリックしてファイル・タイプ(F)から「Empty Ctp file」を選択し「次>」をクリックします。

3-2-2-5 ファイル名入力

・ファイル名に「index」と入力します。確認後【終了(F)】をクリックします。

トップページ以外の場合、名前は、単数形のアンダースコア型となります。
仮にControllerにOrderListを表示するGetOrderList()という関数があった場合Viewのファイル名は「get_order_list.ctp」となります。





3-2-2-6
・練習ですので、この段階では、最低限のHTML文を作成します。


ここまでViewの説明でした。






2013年1月29日火曜日

NetBeans IDEとCakePHP プログラム編(2/4)


3.MVCを知る
  CakePHPは、MVCモデルを採用しています。簡単に表すと下記のようになります。
   ・Model:データベース
   ・View:画面
   ・Controller:プログラム
それぞれの、機能は上記と同名のフォルダー内に作成します。

3-1. Modelを作成する。
 ・ナビゲータの「Model」を右クリックして「新規」→「PHPファイル…」をクリックします。


・ファイル名に「OrderList」と入力します。確認後【終了(F)】をクリックします。
 ※これは、テーブル名である「order_lists」を単数形のキャメル型表記にしたものです。
  「order_lists」はアンダースコア型表記となります。
・使用するテーブルを単数形のキャメル型表記で定義します。

・使用するテーブルを単数形のキャメル型表記で定義します。
 これだけで、テーブルを使用することが可能となります。


 






次回はViewです。

2013年1月28日月曜日

NetBeans IDEとCakePHP プログラム編(1/4)


環境ができたところで、プログラムを作成してみましょう。

1.ナビゲータ
 NetBeans IDEを起動すると左上の「ナビゲータ」ウィンドウにプロジェクトのフォルダー構成が表示されています。各フォルダーの意味については、プログラムを作成する中で説明していきます。

2.データベースの用意
2-1. 本来は、先にデータベースありきですが、環境設定の動作確認のため、新規PHPプロジェクトの設定を先に行っていました。そのため、この段階でデータベースを作成します。
  ・データベース名:cake_db
  ・テーブル名:order_lists
  ・フィールド名:下図参照





※テーブル名はorder_listsと複数形で定義すること。
詳細は「CakePHPの規約」参照
※MySQLの使用方法については「MySQL 4.1 リファレンスマニュアル」参照


2-2. テーブルができたところで、「app」配下の「Config」フォルダーから「database.php」を開いて、データベース情報を修正してください。




これで、データベースの設定ができました。
次回からMVCモデルを利用したプログラム作成に入ります。 

2013年1月17日木曜日

NetBeans IDEとCakePHP  設定(3/3)

その2からの続き

5.NetBeans IDEでプロジェクトを作成してみる。

(1)「ファイル(F)」から「新規プロジェクト(W)」を選択します。
















(2)「次>」をクリックします。(必要があれば、カテゴリとプロジェクトを選択してください)















(3)「次>」をクリックします。(名前と場所はデフォルトが表示されます。必要に応じて修正してください。)















PHPのバージョンは、XAMPP Control Panelの「Admin」をクリックして、XAMPP for Windowsの「phpinfo() から確認できます。










(4)「次>」をクリックします。(デフォルトで問題がある場合は、適宜修正してください。) 















(5)PHPフレームワークは、「CakePHP PHP Web Framework」を選択します。
  次にCakePHPのバージョンとデータベースの設定をします。データベースの設定内容は後で簡単に修正できますので、仮称でもかまいません。
  設定内容を確認後、「終了(F)」をクリックしてください。 















※CakePHPのバージョンは、「VERSION.txt」を検索して開いてみてください。文末に記載してあります。 






6.NetBeans IDEでプロジェクトを実行してみる。

(1)設定が終了すると、画面に設定ファイルが表示されます。 
















(2)メニューアイコンの下図赤枠をクリックして実行してみましょう。 




(3)下記のようににゃん子に出会えたら設定は完了です。 











以上で、使用環境の設定は終わりです。
お疲れさまでした。

2013年1月16日水曜日

NetBeans IDEとCakePHP  設定(2/3)

その1からの続き

3.NetBeans IDEを起動してみる。

(1)デスクトップにNetBeans IDのアイコンが出来上がっているので、ダブルクリックして起動します。

(2)NetBeans IDの初期画面が表示されます。
  しっかり学習するには、デモとチュートリアルの「PHPアプリケーション」を読むと良いでしょう。 

(3)ページにより英語表記になりますが、右上の「Choose page language」から「Japanese」を選択すると 日本語表記に変わります。

4.CakePHPをプラグインする。

(1)CakePHPをNetBeansで使用するためのプラグインを設定します。
   まずは、ここからプラグインファイルをダウンロードしてください。   (http://plugins.netbeans.org/plugin/44579/php-cakephp-framework) 

(2)NetBeans IDに戻って、メニューから「ツール(T)」→「プラグイン(G)」を選択します。 

(3)CakePHPをNetBeansで使用するためのプラグインを設定します。
   ①「ダウンロード済」のタブをクリックします。
   ②「プラグインの追加(A)」をクリックして、ダウンロードしたファイルを選択します。
   ③「PHP CakePHP Framework」がチェックされていることを確認します。
   ④「インストール(I)」をクリックしてください。

(4)インストール確認画面が出ますので、「次>」をクリックします。  

(5)ライセンス契約の確認画面が出ますので、特に支障がなければ「同意する」にチェックを入れて「インス トール(I)」をクリックします。 

(6)証明書の確認画面が出た場合、警告内容を理解の上「続行(C)」をクリックします。 

(7)インストールが完了したら、「終了(F)」をクリックします。 プラグイン画面は、「閉じる(C)」をクリックして閉じてください。 

2013年1月15日火曜日

NetBeans IDEとCakePHP 設定(1/3)

CakePHPのエディタとして、何が良いかいろいろ試してみたが、NetBeans IDEが気にいったの で、ここで紹介をしたいと思います。

 1.NetBeans IDEのダウンロード

(1)NetBeans のダウンロードページを開きます。(http://netbeans.org/downloads/
   PHPの列にある「ダウンロード」をクリックします。

(2)NetBeans IDE 7.2.1 のダウンロードを開始しました画面が表示されダウンロードが開始されます。 


2.NetBeans IDEのインストール 

(1)ダウンロード時に指定したフォルダーにある下記ファイルをダブルクリックします。 

 (2)インストールの開始画面が表示されたら「次(N)>」をクリックします。

(3)「ライセンスの契約条件に同意する(A)」にチェックして「次(N)>」をクリックします。 

(4)インストール先を確認して「次(N)>」をクリックします。

(5)インストールの確認画面が表示されます。「インストール(I)」をクリックします。 

(6)インストール実行中の画面です。完了するまでじっと待ちましょう。私のPCで5分くらいかかりました。

(7)インストールが無事完了しました。「匿名の・・・」は、任意ですので特に参加する意思がなければチェ ックをはずしても問題ありません。「終了(F)」をクリックしてください。 以上で、NetBeans IDEのインストールが完了しました。 


その2